ブログ内検索
人間禅での修行を実社会でどう生かしているのか。変化の激しい日々の暮らしの中で、どのように平穏な心を保つ精進を心掛けているのか。未熟ながら修行中の者が考えてみました。我々が日々学んでいる文献等については、「人間禅」のホームページをご参照ください。https://ningenzen.org
道場の6月の茶花

JUGEMテーマ:

 

市川の本部道場には多くの茶花が植えられています。今回は6月上旬頃の茶花の紹介です。

〔令和2年6月の上旬頃〕

【草花編】

. 伊予蔓(イヨカズラ)が咲いています。地面を這うように淡黄色白色の花で小ぶりです。地味な花で見つけにくいです。茶花としては掛け花として使うと面白いです。掲揚塔の大きな欅の近くに咲いてます。

 

. 八重十薬(ヤエドクダミ)の八重咲きの白色で気品を持って咲いてます。普通の十楽と思われ何回も引き抜かれましたが、やっと根付きました。北寮茶室の茶庭の大きな石の周りにあります。

 

. 日光黄菅(ニッコウキスゲ)が群落状態で黄色の透明性で剣道場脇に直立し咲いてます。花自体は1日花に近いですが1本の茎に蕾が5〜7個付いてますので次々と咲きます。育てやすい花ですので株分けはいつでもできます。

 

 

. 蛍袋(ホタルブクロ)。蛍が入って隠れ易いほどの大きさで濃い赤紫色で下向きに咲いてます。この花も1本の茎に蕾を10個以上付けてますのでしばらく楽しめます。倉庫脇の茶花園に咲いてます。

 

. 鳥足升麻(トリアシショウマ)が白色で咲いてます。この近くには升麻関係の花が次々と咲きます。道場にあるのは山吹升麻・赤升麻があります。倉庫脇の茶花園に咲いてます。

 

 

. 竹葉草(チクヨウソウ)の茶色の花が咲き出しました。名前の通り竹の葉が細い茎についています。北寮茶花園にあります。

 

【樹木編】

 

  

. 泰山木(タイサンボク)の大きな乳白色の芳香ある花が咲きました。次々と咲くことでしょう。大きな大木となり約10メートル超えで下からでは花が見えなく禅堂2階の廊下からよく見えます。花も大きく、ままごとには皿としてよく使いました。

 

  

. 甘茶が咲きました。以前は目立たない場所にありましたが、今は北寮茶室の庭にあります。やっと根付き可愛い額アジサイ風に咲いてます。

 

. 売子の木(えごのき)の花が一斉に咲きました。期間が短いですが、その木の下には白色の花びらがたくさん落ち、一時期白色の絨毯が敷いてあるようです。隠寮入口の垣根近くと典座の外入口の水道近くにあります。

 

佐藤妙珠(中央支部) #茶道部

posted by ただいま禅の修行中 | 16:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
環境は変わっても。

JUGEMテーマ:

 

皆さま、いかがお過ごしですか。

私は会社員をしております。
仕事は緊急事態宣言前から完全テレワークに移行し、6月も半月以上は在宅の予定です。
在宅勤務はすぐに慣れ、オフィスと変わらずに働いています。
ただ自宅は手狭なワンルームのため、日常の行動範囲は2m×6m以内に縮小しました。

さて、そんな自粛生活もひと月を過ぎた5月下旬のことです。
こじんまりとした我が家では、仕事のデスクと食事のちゃぶ台は兼用です。
1日の仕事を終えて、今日もお疲れさまと楽しくデスクを片づけていたら、不意に、
「ああ、環境が変わっても、私は変わらないんだな。」
という思いが頭に浮かび、すっと納得しました。

もちろん、環境が変われば経済的に苦しんだり健康を害したりします。
ここでの「私」とはそうした金銭や身体という側面ではなく、「自分そのもの」のことです。
環境が変わっても、自分そのものは変わらない。
変わらないでいられるのです。
これは坐禅の修行で気づいたことでした。

それなのに。
外出自粛でどうなるかしらとちょっぴり不安だった私です。
あぁ身についていないな、本当に修行最中だなと、ちゃぶ台を拭きながらひとり苦笑いをしました。

新たな生活が徐々に始まっています。
感染予防を徹底して人に迷惑をかけないように、そして元気に行動したいと思います。
皆さまもどうかご自愛専一に、お元気にお過ごしください。

露香 拝 中央支部

 


 自宅のスナップ写真です

posted by ただいま禅の修行中 | 20:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
令和2年5月某日 朝の茶席

JUGEMテーマ:

 

本部道場塾生の富嶽です。

ようやく緊急事態宣言が解除となり、様々なイベントも動きだしてくることと思います。

道場での茶道稽古も少しずつ再開されました。

 

通常、名誉総裁老師が本部道場にお泊まりになられた翌日は、朝8時より名誉総裁老師(御年80歳)のお点前にてのお茶席があります。

ここのところコロナ自粛で名誉総裁老師のお泊まりがなかったことと、そもそも私の仕事の出勤時間の都合上、私はこれになかなか参加できなかったのですが、仕事がたまたま在宅勤務であったので久しぶりに参加することができました。

 

名誉総裁老師は作陶をされ、そのお茶碗が朝のお茶席で出されます。

私が言うのもなんですが、年を重ねるたびに茶碗が進化しているように感じ、最近は「思わず眼がとまる」ということが増えました。

 

名誉総裁老師の年齢にとらわれることのない様々な活動ぶりを目の当たりにするたびに、「我々も頑張らねば」と居住まいを正さずにはいられない心持ちがいたします。

 

写真は時計回りに

床の間に飾られた軸は如々庵老師の筆で「茶烟輕颺落花風」(ちゃえん かるくあがる らっかのかぜ)

お菓子は水羊羹と鶯神楽の実

お花は下野と大山蓮華

 

富嶽(中央支部) #茶道部

 

posted by ただいま禅の修行中 | 14:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
落ち椿春日の局の思い程 慈啓|四季折々(13)

JUGEMテーマ:

 

 文京区麟祥院にて

落ち椿春日の局の思い程   片野 慈啓

 

麟祥院には、家光の乳母、春日局の墓があり、椿の寺でもある。

彼女は、家光の将軍就任後、権勢をふるい、実力者となったが、墓は、上部に穴を穿ち、「政道を見守り、直していけるよう、黄泉からも見通せるように」という遺言(思い)を形にしている。

作者は、椿が、庭一面、ぽたりぽたりと落ちているのを見て、政道を死後まで見守りたいという思いに、実力者の寂しさを感じたのだ。

見学した墓と椿を、即座に結び付けた句だ。

(「俳林」17号より)

 

飯田幽水(中央支部) #俳句

posted by ただいま禅の修行中 | 18:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
しばらくは離れて暮らすコとロとナ

JUGEMテーマ:

 

 新型コロナウイルス感染拡大によって、ついに3月24日東京オリンピックの開催が一年延期となりました。4月7日には東京など7都府県に「緊急事態宣言」が発出され、16日に至って宣言の対象を全国にまで拡大されました。5月4日には宣言の期限が31日まで延長されましたが、直近の感染状況の減少傾向を考慮し本日25日全面解除がやっと決定されました。
 私たちを取り巻く環境は大きく変化し、何とも言えない大変な二ヶ月でした。
 この間、私なりに得た知識、出来事、体験等に感想を添えて拙文にまとめましたので参考にしていただければありがたいです。

1.伝染病に関する語源について

 まず「病」とは、患者の手足がこわばり横にピンと張り出すこと(丙はそのままを示す形)。
「疾」の字源は病気が矢のような速さで進行すること。
 また役は古代の武器「ヤマホコ」を手に人びとが遠征する意味で「疫」には遠くまで広がるイメージがある。
 よって「疫は役なり」・・・疫病は天が人民に均等に割り当てる苦役であり戦役である。
「疫、民皆疾なり」…疫病とは天下の人民が皆猛スピードで病気にかかること。
(なるほど疫病とはいつの時代でも怖ろしいものです)

2.外出自粛要請についての三題「不要不急の外出は控えること」

 私の長い人生の中で一ヶ月半まったく外で飲食をしなかったのは初めての経験でした。
 ところが今月13日の夕方6時頃、大会社でいえば総務部長クラスの方から電話があり、
「いま社長と近くのうなぎ屋で飲み始めますので、ぜひいらっしゃい」とのお声がかかりました。

 喜び勇んですっ飛んで行きました。久方ぶりの旨いお酒と肴で話も弾み、楽しい一夜を過ごすことができ元気をいただきました。
(さて、この二人とはどなたでしょうか)

 座禅会といえば私が所属している中央支部月曜耳順会も自粛ということで当分の間、実施されなくなりました。自宅では一日一炷香を毎日欠かさずやっておりますが、一人で行う静坐は三昧には程遠いものがありました。ある方から総裁も参加されておる日曜座禅会が行われていることを聞き、17日8時半から久方ぶりに参加し親しい道友にお会いできました。
(3密など心配のない本部道場で感動、感謝した日曜午前のひと時でした)

 10数年前から趣味の一つとして油絵をやっております。毎年6月に開催される松戸美術展に出品するために3月より描き始めました。外出自粛のお陰で時間はたっぷりあり、三ヶ月かかって完成しました。(結局、美術展は中止)題名は「M氏の古い登山靴」

 

 題名は「М氏の古い登山靴」

 油絵の魅力はデッサン、構図、色使い等やればやるほど奥が深く描いているときは2〜3時間、何もかも忘れて集中でき、三昧状態に入ったような気分になります。
(それにしても座禅では三昧状態には程遠く、まだまだ修行が足りないこと反省しきり)

 

3.Stay homeにあやかりウイルスに負けず健やかに暮らす5つのStay

 1.体力、免疫力を保とう    <Stay Healthy>
 2.ポジティブな気分でいよう  <Stay Positive>

 3.つながりを保とう      <Stay Connected>
 4.感謝の気持ちを忘れずに   <Stay Thankful>
 5.大事なことは考え続けよう  <Stay Focused>
    幸せ経済社会研究所 枝廣淳子所長

(これに人間禅の「正しく、楽しく、仲良く」が加われば言うことなし!)

 

4.ポストコロナへの対応   

 ロンドン・ビジネススクール リンダ・グラットン教授(女性)日経新聞のインタビュー記事から

 

4-1.コロナは働き方にも影響

 どこで、なぜ、いかに働くかが問われる。
 デジタル技術を用いたリモートワークが一気に広がった。
 人は一度経験した便利さを手放さない。
(私も昨年12月遅ればせながらスマホデビューをしました。もう手放すことができません)

4-2.
人工知能(AI)やロボットの普及、気象変動などコロナ以外でも新しい環境への適応は待ったなしだ。一人ひとりが人生100年を見据えた学び直し、学び続けることが最重要事項。
(ボーッと生きているとチコちゃんに叱られますよ)

 

 本日政府より緊急事態宣言が全面解除となりました。治療薬、ワクチンが開発されない中でまだまだ楽観、予断は許されません。長期戦も覚悟せねばなりません。
 新型コロナウイルス感染防止への新たな方策と新しい生活様式への対応を講じてこの難局を乗り切りましょう。

 

 とっておきのお気に入り文句を紹介させていただき終わりとします。

「しばらくは離れて暮らすコとロとナ、つぎ逢うときは君という字に」
(漢字の君という字を分解すると、コとロとナの3文字になります)

 

令和2年5月25日記
森嶋石雲九拝(中央支部)

posted by ただいま禅の修行中 | 18:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
春の宴新婦の父の絶句かな 寶州|四季折々(12)

JUGEMテーマ:

 

春の宴新婦の父の絶句かな  久木田寶州

 

春の陽気の中、華やかな結婚披露宴の最後の一コマ。

締めくくりの場で、新婦の父親が親族代表として、出席者への感謝と新郎新婦への支援お願いの挨拶をした。

宴会では、それまで脇役に徹してきた父親だが、やはり一言述べるとなると、娘が結婚する喜びと共に、娘を送り出す親の思いが一気に込み上げ、感極まって言葉が詰まってしまった。

喜びと寂しさの混み入った気持ちだ。

作者の父親への同感と、暖かいまなざしが滲む。 

(「俳林」17号より)

 

飯田幽水(中央支部) #俳句

posted by ただいま禅の修行中 | 09:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
正しい目標を持てば楽しくなる〜小川忠太郎先生剣道話(56)〜

JUGEMテーマ:

 

試合ばかりやっていればどうなるか?

相手は「当てっこ」がうまい。しまいには、ごまかす事ばかりうまくなる。そうすると、「ごまかし人間」になっちゃう。 大変な事だ。

真っ直ぐやっていると、いくつになっても伸びるからね。だんだんやっていると楽しくなってくる。
私なんか、どっちかっていうと、楽しいから一生やったんだな。初めは剣道を専門にやるとは思わなかった。
正しい目標を持てば楽しくなる。

小さい者には分からないだろうが、大きい者は、おかしなごまかし 稽古を見て、「嫌だなぁ」という気持ちが出てくるという所まで行かなくちゃいけないね。
そうなると、そういう嫌なものが来ても、こっちがそれに染まらなくなる。

「嫌だなぁ」と思っても、それと一緒になっちゃ駄目だ。
社会でもそうだね。おかしな人がいるからね。初めは「嫌だなぁ」と思っていても、そのうち嫌だと思わなくなっちゃう。

そういう(おかしな)人がこちらを見習うようになればいい。それが教育だ。
いい稽古をすれば、口で言わなくとも人がそれを見習うようになる
道を説くのでもそうだね。本当にやっている人は、黙っていて、周りの人を感化しちゃうんだな。

この間、中江藤樹という人の書いた物を見た。
41歳で死んでいるけどね。この人は、自分の身を修めるという事だけをした人だけれども。この人の周りには、 悪いことをする人が居なかったそうだ。
大したものだね。

理屈を言うんじゃない。この人は、本当の学問をやった。

剣道だって、本当の剣道もあるし、「当てっこ」の稽古もあるしね。学問だって、本当の学問もあれば、理屈だけの学問もある。
中江藤樹は、本当の学問をした人だ。

昭和56年12月13日
宏道会剣道場にて述。
(『小川忠太郎先生剣道話 第一巻』より)

*タイトル、構成…栗山令道(中央支部)

#剣道部 #宏道会

posted by | 18:20 | 中央支部 | comments(0) | - |
70の手習い。本日のお題は「心外無別法」

JUGEMテーマ:

 

  2016年月頃から、毎週土曜日、宏道会の剣道場で行われている書道教室に参加している。先生は書道歴50年以上の宏道会の剣道の仲間で、生徒も剣道の仲間人である。その中には小学生が3人おり、お母さんも参加している。

 先生がお手本を書いてくれる。子供たちには、好きな漢字を選ばせ、正しい書き順で楷書の練習をさせる。大人たちは、如々庵芳賀洞然老師の著書『新版一行物 禅語の茶掛』から五字のものを選んで練習する。先生が楷書、行書、草書の順でお手本を書いてくれる。最初は楷書の練習をして、作品を提出すると、先生が花丸の「よくできました」のハンコを押してくれ、次に練習する行書のお手本を書いて渡してくれるという具合である。

 練習を始めて四年半になるが、いっこうに上達した気配がない。わたしに対する周囲の認識も同様で、先週の土曜日など、書道の稽古に出かけようとすると、女房が「どこへ行くの? お習字?」と訊く。「ウン」と答えて家を出て剣道場に着くと、新型コロナで通常の稽古がないため、ひとりで素振りの稽古に来ていた宏道会の会員が「清巖さん、お習字ですか?」と訊く。どう見ても、わたしは「書道」というガラではないらしい。

 

 本日のわたしの草書の作品「心外無別法」

 

 しかし、わたし自身は本気である。この四年半、自宅でほとんど毎日練習している。きょう(令和2月23日)のお題は「心外無別法」であった。「心外(しんげ)に別法(べっぽう)無し」と読む。如々庵老師の解説には「欲界・色界・無色界の三界、すなわち宇宙空間に存在するものはすべて、みなただ一心の顕現したものであり、この一心と無縁に存在するものは何一つない。

 心と仏と衆生の三者は、名称がちがうとおり、一応、別のものといえば別ものではあるが、その本体からみると同じであり、その間に差別はない」とある。これだけだと唯心論的な誤解が生じる可能性があるので、さらに分かりやすく「ここでいう一心とは、人間をはじめ万物がそこから生まれ、またそこに帰るところの宇宙の大生命、仏教のいわゆる如(にょ)、儒教のいわゆる天命、老子のいうところの大道の謂いなのである。したがってこの句の真正の意味は、この宇宙空間に存在する一切のもの、人間をはじめ万物はみな宇宙の大生命・如の発露したものであり、この宇宙の大生命・如の顕現でないものは何一つない、ということなのである」と解説されており、勉強になる。

 ともかく、書道は動中の工夫であり、何よりも「一行三昧」に徹することである。だから「下手でもよい」、そう思って70の手習いに励んでいる。

 

平川清巌(中央支部) #書道

 

posted by | 17:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
いつの日か

JUGEMテーマ:

 

 私の職業は電気設備工事の技術系事務職員で、横浜みなとみらい地区に新築される某ホテルと商業施設の建設事務所に勤務しております。

 建設現場の現状は基礎工事の段階ですが、基本設計図書に基づいて高品質で効率よく安全な電気設備を構築するための詳細施工方法の検討と施工図面等を作成している最中です。

 2年後には外資系の一流ホテルが完成し、いつの日か、この建物を訪れる人々にいつまでも幸せな思い出を胸に刻んでいただけるような施設を完成すべき日々励んでおります。

 

 国府台の豊かな森に包まれた人間禅道場中央支部においては、建築後半世紀以上経過した禅堂等の営繕係でもあります。

 支部営繕の係員の中に老年の自称“永遠の匠の卵”が2名在籍しています。その一人が私です。

 今年になってから営繕で手掛けた傑作な作品が2つあります。ひとつは両忘塔に上る階段入り口に設けた藤棚、もうひとつは北寮茶室の待合い屋根張替えの二物件です。

 藤棚とはいえ、今はただの潜り棚にすぎませんが、いつの日か、季節に合わせて美しい薄紫の藤花がこの棚を一面の幻想の世界に染めあげ、新緑のさわやかな風に波打つ花園の光景が観られることを楽しみにしています。

 

 

 人間禅では何事にも対応する際に心がける戒めがあります。それは、「段取り・真剣・後始末」の三つの戒めです。

 いつの日か、社会並びに道場の諸行事において事に当たる際に、この戒めを恥ずることなく実行しうる会員になりたいものです。

 

中央支部 佐瀬泰山 拝

 

posted by | 16:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
仰げば尊し・・・小川先生(無得庵刀耕老居士)のエピソード

JUGEMテーマ:

 

人間禅中央支部の岡根谷無刀です。

 

2020年5月17日(日)

 

コロナ禍で剣道場は閉鎖状態ですが、普段通り、まずは道場前の道路を掃いて、禅堂で一炷香。

やっぱり、禅堂で坐るのはいい。

帰りがけ剣道場わきで、道場を振り返ると、空は晴天、理屈なくすがすがしい気分になる。

 

 

私の師匠小川先生(無得庵小川刀耕)の人生が思い起こされる。

先生は、戦後7年間(1945年〜1952年)剣道が禁止され、国士舘の剣道教師の職を失い、サツマイモを作って一家を支えた。

その間も人間禅の総務長として修行にまい進、多くのエピソードをお聞きしている。

・極貧生活であったが「自主的貧乏は、為になる」と。

・サツマイモと合わせて育てていた落花生を盗まれた時「もっと困っている人にさしあげたのだからいいじゃないか」と。

・古材で弟子たちが家を建ててくれた後に「何もお礼に差し上げるものがない、お礼に稽古」と言って、庭に蓆(むしろ)を敷いて切り返しをしたと。

 

今回のコロナ禍など比較にもならないが、同じ志をもって難局を糧にしていきたい。

 

#剣道部 #宏道会

 

 

posted by | 07:00 | 中央支部 | comments(1) | - |
饒舌な沈黙 〜仙空庵心耕老居士の一周忌に寄せて〜

JUGEMテーマ:

 

2020年5月14日――敬愛する仙空庵小川心耕老居士の一周忌でした。
宏道会では、先生方の呼びかけにより、個々に追憶尋思して偲びました。
いつも太陽のような笑顔で私たちに接してくださった心耕さん……との想い出の一端を回想してみたいと思います。

出会いは24年前、まだ私が出版社に勤めていた頃の話です。
ご尊父小川忠太郎先生(剣道範士九段、無得庵刀耕老居士)の稽古日誌「持田盛二範士十段との『百回稽古』」の単行本化にあたり、いいものを遺したい、ただその一念が却って邪魔をして、作業が遅々として進まない時期がありました。

世田谷の御宅を訪問して平身低頭の愚生に対して、

「父はよく言っておりました。火を点けていれば必ずお湯が沸く、と。まさに正念相続ですね」

この言葉に当時30歳の私はどんなに救われたか!
昭さん、ありがとうございます。

次にお逢いしたのは、熊谷での第1回刀耕忌を取材後、宏道会のメンバーに声をかけられて参加した日暮里・擇木禅道場での「小川忠太郎範士『剣道講話』輪読会」(剣書勉強会)でした。

茶話会の席上、翌朝、参禅を決意した私に対して、
「ああ、今夜は愉快だな。オヤジが生きていたら喜ぶぞ。もう一回乾杯しよう。僕はまだ、ちょっと参禅はご遠慮願いたいけれど(笑)」
ほどなくして昭さんも入会され、「心耕」の道号を授与されました。

同期の桜を集めて上野の鰻屋で盃を交わしたこともありました。

それからことあるごとに意気投合する呑兵衛の仲良し3人組が4人、5人……と増えていき、「心肴亭」なる酒場もあちこちにオープンしましたが、今はもう幻の名店であります。

徳利山さん(剣清庵令道老居士)と3人で春の房総を旅したこともありましたね。
電車に揺られ海辺の景色を見ながら秘蔵のどぶろくを飲み、うたた寝する心耕さん。
嵐の夜中に起き出して、シュポ、とくとくとく…、先立たれた奥さまのことを問わず語りされたこともありましたね。

里見の一本桜の下、菜の花に囲まれて呑んでいると、しばし沈黙が流れるときがありましたが、それがまた実にいいんですなぁ。

 

 2018年4月7日、小湊鐡道「里見」にて撮影

 

お互い無理に話題を作らなくても、心の中では饒舌に会話している、とでも申しましょうか。

言葉なんて要らない。

ウグイスが啼いている。

見上げれば空は快晴。

お互いに差しつ差されつ。余韻嫋々…

 

饒舌な沈黙、あれからなかなか味わうことができないでいます。

 

合掌

 

張替剣外(中央支部

 

posted by | 15:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
道場の5月の茶花

JUGEMテーマ:

 

市川の本部道場には多くの茶花が植えられていますので花が咲く時期に月毎に紹介をしてみます。

〔令和2年5月の中旬頃〕

【草花編】

 

1.あやめの紫色と白色が掲揚塔近くの茶花園で気品ある姿で咲いています。

 

2.ユキノシタの白と薄ピンク色が地面に丸い葉を広げて両忘塔斜面の他の植物に混ざって直立して咲いています。

 

3.二人静。直立し葉を4枚茎の上のほうに広げて其の中に白い花2本が直立して咲いています。ユキノシタと同じ場所に咲いています。

 

4.金蘭が苔山中心に26本黄色い花をつけて咲いています。昨年よりも多く咲きました。

 

5.えびね蘭の地味な色の花が咲いています。これは野生のえびね蘭ですが、道場の土地を好み毎年増えています。茶花園に咲いています。

 

6.なるこゆり(鳴子百合)。斑入りの鳴子百合が倉庫の前の大木の下にけなげに咲いています。

 

【樹木編】

1.はないかだ(花筏)。北寮茶室の近くの大きな石の傍に低木で一枚ごとに葉の真ん中に5ミリほどの薄緑の丸い形の花が咲いています。今年は昨年より多く花が咲きました。

 

2.つくばね(衝羽根)。ぽんておうちえんの外の水場の近くの茶花園に咲いております。3度目の正直でやっと根付いて来て花が沢山咲きました。この花は枝先に目立たない葉と同様の色で2ミリほどの大きさです。この花が注目されるのは、咲き終わって実になり、その実が羽子板で使う羽根に似ているからです。初釜の時期に茶花として多くもてはやされます。

 来年正月の初釜に使えたら嬉しいです。秋季摂心会ごろには実がなります。

 

佐藤妙珠(中央支部) #茶道部

posted by | 07:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
「一如、共育ち、一如」

JUGEMテーマ:

 

胎児、嬰児のまぶしい姿

未だことばを発しない光の玉

赤子たちも、この世の修行に臨んでいる

 

母体の生命力から生まれるホルモン分泌物は

おかあさんを外と内の別ないところへいざない、

臍を通じて 産道を進もう嬰児を、見えぬ手でたすける

 

胞衣(えな)と赤子、母はいっしょ 抱き抱かれて、初乳を食む

自と他とのさかいなしの光りのなかで

 

DNAとRNAの情報のおかげだけでは足らない

お産の知恵にまなぼう

 

へその緒をゆわくとき…が有る

母の頭に血がのぼらぬようねむろう…

赤子と一緒…どう眠ろう

 

おかあさんの安寧はおいしいおっぱいの味

赤子はおっぱいがおいしくないと直ぐわかる

…おっぱいは血液そのもの…

 

…おいしくない味を拒んで、あかちゃんのだ液が変化し…おっぱいはとまってしまう

 

言葉ではない赤ちゃんの表現をわかろうとする周囲のおとなたちや

お母さんの安心や気付きそのものでおっぱいはおいしくなってゆく

 

これからいのちを授かり、育てよう、未来のおかあさんをどうにかして

神聖なお産の場で守ってあげたいと思う。

人と人のつながりの実感が若いお母さんも育ちゆくように、

 

 

世の中の

マニュアルには書かれてないお祝いのときがある

 

乳離れ…赤ちゃんとお母さんが互いの自立を確かめ合うとき、おっぱいから離れてだいじょうぶだ!

 

最近、座右の銘のように、ある治療家のおかあさんと赤ちゃんのセミナー記録文、それからユニークなある物理学者の著書を読み進め、

また実母より聞かされた、むかしの知恵話とをひとつにし、子育ての経験がないのに恐縮ではございますが、

 

お産の道と誕生の道が本来ひとつ、で、

 

たいせつなおっぱいが育ててくれた繋がりの実感は

子、母、父の道のあらたなスタートになると考えてみる。

 

子どもたちには、そうして育てられた感性をちからに繋がる道を進んでいって欲しい。

 

起きてくる事象への反省の気持ちで書かせていただきました。

 

瀧口清韻(中央支部) #女性部

posted by | 07:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
一陶会と禅林さん

JUGEMテーマ:


中央支部の同好会に陶芸の「一陶会」がある。

15年前に発足した。

発起人は道友の、櫻井禅林さん。

彼は茶道に興味を持ち、道友の片野慈啓さんに弟子入りした。

慈啓さんは老大師の奥様、珠月様に有楽流の薫陶を受けられた。


有楽流では茶道具に自作の物を使う習わしがあり、老大師にも珠月様にも茶碗、茶杓ほか素晴らしい遺作が沢山ある。

そこで、禅林さんは自作の茶碗作りを発心し、道友の陶芸家、山下祖牛さんにご指導を仰ぐこととし、賛同者を募った。

それに乗ったのが私を含め道友及びその家族、約10名。

祖牛さんの陶芸の号「一歩」から一字貰って「一陶会」が発足した。

以来、月一回の会が続いている。現在、道友以外の参加者も多い。

 

その禅林さんが多くの病と闘われて、3月に亡くなられた。

一つ病気を乗り越える度に、聞いたのは「禅をやっていて本当に良かった。これで救われてきた。」との言葉であった。
私は禅林さんと一緒に人間禅に入会し、とても懇意にして頂いた。本当に淋しい。

 

 

 

彼から頂いた茶碗が写真Aである。

彼は沢山の抹茶茶碗を作られた。

ところで、禅林さんが盛んに誉めてくれた私の茶碗が写真Bである。

つい先日、その茶碗の上から物を落として粉々にしてしまった。

返す返すも残念で仕方ないが、きっと禅林さんのもとへ行ったに違いないと思っている。

 

木村桃雲(中央支部) #陶芸

 

posted by | 07:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
江戸川土手散歩 〜菜の花〜

JUGEMテーマ:

 

コロナ自粛で身体がなまってはいけないと、

お天気の良い日は1万歩をメドに江戸川の土手まで往復することにしています。

3月10日ごろ矢切近くの土手の斜面には菜の花が咲き始めたばかり。

まだ蕾があったので、摘んで帰って、夕餉のおひたしにしました。

程よい辛みのしまりのよい味でした。

一合のお酒のあてにピッタリ!!

(お恥ずかしい話、この時点では食い意地が勝って、菜の花がきれいとは気が付いていませんでした)

 

江戸川土手 菜の花(土手上)

 

江戸川土手 菜の花(土手中腹)

 

3月21日病院の帰りに、お天気が良いので家まで歩いて帰ることにしました。

街中は避けたいので江戸川の土手に出て帰ろうと旧葛飾橋まで行くと、

土手の斜面一面に菜の花が咲いていました。

確かめてはいませんが、観光用に種をまいたのかと思わせる分量でした。

菜の花土手が約1kmにわたって続くのです。

いつも歩いている新葛飾橋より下流の土手では、こんな圧巻は見たことがありませんでした。

 

  土手覆ふ菜の花明り遠筑波   竜穏

 

  (中央支部) #俳句

posted by | 17:43 | 中央支部 | comments(0) | - |
コロナ禍に思う。今一度、原点回帰

JUGEMテーマ:

 

コロナでの外出自粛の為、自宅で料理する機会が増えました。

摂心会では典座係で色々工夫して料理しておりますが、自宅ではほとんど料理することはありません。

 

久しぶりにキッチンに立ち料理をしましたが、包丁がまったく切れない! 包丁研ぎから始まりました。

TVを見ておりますと、「包丁」の番組がありました。備中手打ち鍛冶「武田刃物工場」。思わず衝動買いしました。切れ味抜群です。

家庭用だと少し高価ですが、この切れ味ですと料理するのも楽しくなります。

受注生産なので3ヵ月待ちですが、待っても購入するだけの価値はあると思います。

 

 

緊急事態宣言が出され不自由な生活を余儀なくされておりますが、今までの生活習慣を見直す良い機会になったと思います。

TV放送で「緊急特別番組 寺島実郎の日本再生論−ポストコロナへの指針−」を拝見しました。

新型コロナウイルス問題の本質とは?

 

地球の歴史は46億年、微生物・細菌が登場して30億年、現生人類ホモサピエンスが登場したのが20万年前。人類は所詮、地球上では新参者。との事。

そう考えると、人間がウイルスを封じ込もうとすること自体、人間のエゴでは無いかと思います。

「新型コロナが問題を引き起こしたのではなく、人類が抱えていた問題の本質をあぶり出した」と。

 

環境問題、国家間摩擦、肥大化する金融市場、バーチャルリアリティ等。今一度、原点回帰が必要になっていると思います。

コンピュータは、目的に対する最適解を選び出すが涙はでない。涙がでる感覚こそ人間の本質。

人間の持つポテンシャルをいかに発揮できるかを大切にしたいと思います。

 

中央支部 有元龍石拝

posted by ただいま禅の修行中 | 06:00 | 中央支部 | comments(1) | - |
市川道場 百花繚乱 風光る(下)

JUGEMテーマ:

 

本来ならば、春季摂心会厳修中――。

ブログを書き込むことなんてできなかったと思われますが、

今を生きている証しとして、コロナ禍の市川道場の茶花を紹介します。

 

紅白ツツジ

 潮来から運送された紅白のツツジ20鉢(2020年4月20日撮影)

 

藤1 藤2 藤3

 新たに設置した藤棚の左右に藤(手前は白い藤、奥に紫の藤)を3本植えました(2020年4月21日撮影)

 

北寮ツツジ

 ツツジは保育園前に仮植え。石心庵老居士ありがとうございます!

 

キンラン

 両忘塔側面に生育した金蘭(2020年4月21日撮影)

 

北寮ツツジ

 北寮入り口に1株だけ咲いたサツキ(2020年4月17日撮影)

 

金蘭

 南寮の庭に金蘭咲き匂ふ(2020年4月23日撮影)

 

中央支部

posted by | 09:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
近況報告 本日もカイセイなり

JUGEMテーマ:

 

中央支部の魁星です。
道場で会うこともできない状況が続いている昨今ですので、近況をご報告まで。

仕事は青果物の流通業なので営業は続いていますが、

テレワーク等の業務はまだ整備が遅れているのでできず、

普段通り出勤しています。
ただ、保育園に通っていた子どもが二人家でくすぶっているので、

妻と交代で公園に連れて行ってエネルギーを発散させている日々を送っています。
 

子どももそうですが、大人も一日中家にいるのはストレスが溜まります。
早く道場で剣道したり身体を動かしたりできる日が待ち遠しいです。
心身の健康に留意しながら、元気に会える日までもうしばらくstay home ですね。

 

 

魁星記(中央支部)

posted by | 18:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
市川道場 百花繚乱 風光る(上)

JUGEMテーマ:

 

「東の鎌倉」といわれる市川市国府台に建つ人間禅道場(市川道場)は

青の季節、色とりどりの花が咲き乱れます。

Twitterにあげたものを2回に分けて紹介しましょう。

 

破れ傘

 両忘塔脇の斜面の破れ傘(2020年3月29日撮影)

 

白雪芥子

 北寮裏に咲く白雪芥子(2020年4月11日撮影)

 

苔山金蘭

  苔山に咲く金蘭(2020年4月13日撮影)

 

青もみじ

 新緑まぶしい青もみじ(2020年4月14日撮影)

 

サトザクラ

 隠寮前のサトザクラ(2020年4月14日撮影)

 

桜島大根の花

 桜島だいこんの花(2020年4月15日撮影)

 

ミツマタ

 ミツマタに春光射す(2020年4月17日撮影)

 

風光る

 山門前に風光る(2020年4月15日撮影)

 

中央支部

posted by | 13:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
一生涯できなくともいい。それを生涯教育という〜小川忠太郎先生剣道話(55)〜

JUGEMテーマ:

 

技だけだと、悪く言えば軽業師になっちゃう。だから、目標をしっかり持ってね。宏道会に目標があるでしょ。その目標だ。

道具を付けた稽古だと目標がはっきりしない。どうもそうなっちゃうんだな。道具を付けた稽古だと命に別状ないから、技だけになっちゃう。。
(中略)
(直心影流の)法定の形をやった加藤完治という先生は「坂本竜馬は、男谷下総守についていたら殺されなかったろう」と言っていた。
竜馬は千葉周作についてる。それで油断ばかりしている。明治維新に殺されてしまった。それは剣道じゃない。

剣道は、目的を良く考えて、目的に合った稽古をしなくてはいけない。そうすると人間が出来てくる。
前に話した「頭溶は直」。これを練っていると、しまいには、心が「直心(じきしん)」になる。
一生涯できなくともいい。それを生涯教育という。
7つ8つで聞いた事が、80になっても出来ないよ。「常に直心」なんて事は出来るものじゃないよ。しかし、これをはずしちゃだめなんだ。だから、人間は一生涯修行だ。

 



一足一刀の間合だってそうだ。一足一刀とは、剣先と剣先が触れたところだね。
これはどういう事かというと、ここで自分の立場をちゃんと守っているという事。相手を無視してチョコチョコ打つんじゃない。
自分も立て、相手も立てる。

こういう事をしていれば、社会に出ても人に馬鹿にされない。馬鹿にされないはずでしょ。相手を尊敬しているんだから。
お互いの人格が平等であるという事。優劣なし。平等。
平等と自由だ。それが一足一刀の間合だ。これをちゃんと身につけるのは、一生やっても出来ない。

山岡先生の無刀流はこれだ。45歳でここまで到達した。
それでもまだ足りない。まだ上がある。そのくらい奥が深い。

そういうところを目標にしていくと、いくらでも修行ができる。
頭を真っすぐにする。一足一刀から打つ。そういう事を、皆さんのように小さい時に聞いておくと為になる。それを育てていく。

宏道会の剣道の目標はそこにある。


昭和56年12月13日 宏道会にて
小川忠太郎先生剣道話 第一巻』より)
*タイトル、構成、( )内……栗山令道(中央支部#剣道

posted by | 17:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
コロナ禍での動画編集学習

JUGEMテーマ:

 

中央支部の富嶽です。

新型コロナウィルス対策として、全国に緊急事態宣言が発出されました。

これは「今いる所から移動しないでね」ということを言いたいのだろうと感じています。

人との接触を断ち、できるだけ家にいる。

それが一番の対策になるとは頭では分かっているものの、人間というのは一つ所に長くいるとストレスを抱えやすい生き物だなあと思います。

何でもそうですが、「やるな」と言われるとやりたくなってしまう天邪鬼なところもあるようで。

 

この際この機会に普段できないことや今まで先送りにしてきたことをやろうではないか。

ということで私の場合は動画編集のスキルをちゃんと学習しようという気になりまして、使っているのがMacのため、imovieの学習に手をつけました。

 

今は学習しようと思えばネット検索すれば無料で色々と学べます。

ですがだいぶ前にテキストを購入していてほとんど手付かずになっていたので、それを活用することにしました。

 

一応紹介しておくと、使ったテキストは『今すぐ使えるかんたんiMovie』です。

 

 

テキストを参考にせず、独学で動画制作をしていた時期があったのですが、今回このテキストで色々と勉強していて感じたのは

「使いたかった機能がこうすればできたのか‥」ということ。

それを知らずに余計なソフトを購入してしまったりしていて、

「ちゃんと目を通しておけば良かった‥」

という後悔をする羽目に。。

 

今まで自分なりにいじっていたことがある種功を奏してか、全7章のうちの6章までの学習が終わり、残りあと1章を残すのみ。

ほぼほぼ動画編集で自分がやりたかった事はiMovieで事足りることがわかりました。

 

人間禅における活動の様子やイベントの案内も今後は動画を活用して紹介できるようにしていきたいなと考えております。

 

学習過程で制作した2月に青年部で行った禅ZEN実践講座を動画にしてみました。

こちらは30秒程度の短い動画です。

https://youtu.be/IOCnSFGJvrY

 

 

そしてこちらが「本部道場禅堂案内」2パターン。

これがiMovieでできるとは知らなかったです‥。

https://youtu.be/kEyP-Ai7tks

https://youtu.be/nK17wbK1kSM

 

富嶽 拝 (中央支部)  #青年部

 

posted by ただいま禅の修行中 | 20:33 | 中央支部 | comments(0) | - |
小さい者に二つだけ〜小川忠太郎先生剣道話(54)〜

JUGEMテーマ:

 

小さい者に二つだけ言っておきます。

一つは、形の時に「顔を真っすぐにする」。つまり、「頭」だな。「頭のかたちは直(ちょく)という言葉がある。頭が真っすぐになると、腰が入る。これで「かたち」ができる。そして「かたちを練る」。「頭容は直」。これは『小学』という本に出ている。

 

8歳の時からこれを練る。そうすると身についちゃう。真っすぐ「ズーッ」と。「頭容は直」。思い出してはこれをやる。

形をやる時、静坐の時もこれを思い出す。剣道でこれを習ったら、ほかの生活でも応用する。これをしっかりやるのが『小学』だ。

 

小川忠太郎先生宅書斎

 

これが『大学』になると、かたちばかりじゃない。心も真っすぐにする。それが「直心(じきしん)」。15歳ぐらいからここに気をつけるといい。

今度は、身体ではなく、心を真っすぐにする。「直心」。だから高等学校ぐらいになると、直心影流の形を稽古するようになるが、そこを修行する。

その土台になる「かたち」が7つ8つの時から出来ていないから、直心影流の形は骨が折れる。14、5歳までにそれが身についていて、かたちが素直になっていれば、自然に心も素直になる。

かたちが素直になっていないと、今度は骨が折れる。骨が折れても「直心」を目指す。

これが直心影流の動作だ。これを一本一本やる。だから、今のうちはかたちをしっかりやる。頭を真っすぐ。

 

それから、もう一つは、面を打つ時に、そばまで歩いて行って打つかというと、そうじゃない。一足一刀ということを覚える。ちょうど竹刀の触れ合う所だから6尺。一足出れば打てる。ここから打つ。

みんなそばまで行っちゃうだろ。一足一刀から「メン」と。これがまた将来の「もと」になる。このかたちをやっておくことが精神につながる。

切り返しでそばまで行って打つんじゃなく、遠くから「ボクーン」と行く。これが一足一刀。

 

今日は、「頭容は直」と「一足一刀」の二つを言っておきます。

 

 

『小川忠太郎先生剣道話 第一巻』より

昭和56年12月6日述

タイトル、構成……栗山令道(中央支部)#剣道部

 

posted by | 21:31 | 中央支部 | comments(0) | - |
武蔵鐙(むさしあぶみ)と白山吹

JUGEMテーマ:

 

 

本部道場塾生の富嶽です。

ほぼほぼ毎日お茶のお稽古があるのですが、今朝の床の間のお花は「武蔵鐙(むさしあぶみ)と白山吹」でした。

 

調べてみると「武蔵鐙」は昔、武蔵のあたりで作られた鎧に似たところからその名がついたそうです。

「鐙」とは、馬具の一つで馬の鞍の両わきにさげて足を踏みかけるもののことをいうそうで。

 

『伊勢物語』の13段に「武蔵鐙」という段があります。

 

……………………………………………………………………………………………………

昔、武蔵なる男、京なる女のもとに「聞こゆれば恥づかし、聞こえねば苦し」と書きて、上書に「むさしあぶみ」と書きて、遣せて後、音もせずなりにければ、京より女

むさしあぶみさすがにかけて頼むには問はぬも辛し問ふもうるさし

とあるを見てなむ、堪へ難き心地しける。

問へば言ふ問はねば恨むむさしあぶみかゝる折にや人は死ぬらむ

…………………………………………………………………………………………………

 

男が武蔵の国で新しい女と結婚し、もとの女に心苦しくもこれを告げる場面です。

 

鐙は馬具で両足を載せるものであることから、二股をかけているという意味とか、「武蔵逢ふ身」として男が武蔵で妻帯した身であることが掛かっているとか。

 

“いずれをとっても気を揉むことになる“意味あいで「武蔵鐙」は使われているようで、何やらコロナ騒動で揺れる緊急事態宣言をどうするかを悩む総理の心境にも当てはまりそうです。

 

宣言しても一方からは「経済が立ちゆかん」と責められ、しなければまた一方からは「感染が拡大する」と責められる……。

 

なんとも悩ましいところではありますが、どうせ責められるならやはり支持者の声の大きい方に落ち着くのでしょうか。

 

コロナに対して我々のできることは限られますが、何にせよ不安を煽るような情報には踊らされず「自分の身は自分の身で守る」気概を持って日々過ごしたいものです。

 

富嶽(中央支部) #茶道部

posted by | 21:59 | 中央支部 | comments(0) | - |
雨後春筍

JUGEMテーマ:

 

「今年は竹の子が遅いなあ」

千鈞庵霞山老師と顔を合わせるたびにそんな会話をしていた矢先、

4月1日、雨が降りました。

4月2日、竹の子が土の中から顔を出しました。

 

 

見つけたのは、千鈞庵老師です。さすが、目が肥えてらっしゃいます(笑)。

よ〜くのぞき込まないと素人には見つけられません。

「これくらいのちょこっと出たくらいがやわらかくてうまいんだ」

と、にっこり微笑む姿からは、剣道の稽古や参禅時の・・・あ、室内の事は他言無用、言ってはならぬことでした。

 

4月3日、冷え込みましたが、よく晴れました。

 

 

宏道会剣道場前の竹林に、次々と竹の子が顔を出しました。

老師いわく「生えてきてほしいところになかなか生えてこないものだね」

うーむ、深すぎて、侍者見習いの愚生には、なんだかよくわからないようでわかりたい境涯でありますが、ま、それは別の話で。

 

雨後の筍と申しますが、ひと雨ごとに、竹の子のこのこ伸びる成長ぶりに、わが身を恥じる圏外でした。

 

追記

4月6日正午現在、こんなに立派な竹の子を拝むことができました。

 

剣外(中央支部

 

posted by | 12:40 | 中央支部 | comments(0) | - |
面白くなき世を面白く 〜新型ウイルスを越えて行こう!〜

JUGEMテーマ:

 

面白くなき世を面白く
  
〜新型ウイルスを越えて行こう!〜
  
栗山令道(宏道会師範)

 

日に日につのる新型ウィルスの恐怖。

テレビを見れば見るほど、つい滅入ってしまいがちだ。
その裏の、マスコミが報道していない数多くの重大な事象が気になるが、それはさておいて、相手(ウイルス)をあなどらずに用心をするということには異論はない。
しかし、そのストレスと気の滅入りがまた、感染しやすい状態をつくり、重症化する要因になることを忘れてはならない。
免疫力が落ちるからである。

 

逆に、いかに免疫力を上げるか、感染したとしても、重症化に至らない状態であること、また、いかにしてそのような状態に持っていくかということが大切なはずである。

 

用心と免疫力、どちらが欠けても十分とは言えない。

 

用心、自粛は面白くないが、免疫力には面白味がある。

免疫力を上げるために、私は以下の6点をあげたい。

 

―淑な睡眠(リラックスと質)
∪疑(腸内の善玉箘を増やす食。免疫力を上げる食)
よく歩く(下半身の筋肉をつける。紫外線を浴びる…よい睡眠につながる)
ぢ里魏垢瓩
イ茲笑う
Ω撞曚魏爾欧

 

Δ痢峺撞曚魏爾欧襦廚痢峺撞曄廚蓮峙ぁ廚箸盡世ご垢┐蕕譴襪、東洋医学では「気は血(ケツ。体液を含む)の師」と言われるくらい、「気」と「血」は密接につながっている。

「気」が胸や頭の方に上がっていれば、「血」が滞るのは必然である。

 

 

また、「呼吸を下げる」は座禅そして宏道会の剣道の「おはこ」でもある。
座禅も素振りも一人でもできる。
剣道で、相手がある地稽古は、実際問題とも捉えることができ、有り難い修行だが、相手がいると、つい呼吸(気)が上がってしまう。

迷い、雑念が湧いてくる。

そこで呼吸が上がらなければ本物なのだが。

 

時間は短くてもいい、こういう時こそ、座禅、素振りでしっかりと呼吸を下げて、気を澄まして澄まして、自粛が解けて稽古再開となったあかつきには、相手(実生活)があっても呼吸が上がらないという目標を持って過ごしたいものである。

 

合掌 
栗山令道(中央支部

剣道部ページはこちら

posted by ただいま禅の修行中 | 16:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
馬上盃

JUGEMテーマ:

 

 

馬のつなぎどころに困る昨今、「馬でお越しのお客様はこちらにお繋ぎください」とは、なんとも親切、有り難き幸せと申すべきでござろう

しかれども「つないだ馬まで食われそう」な感もなくはない

 

桜花爛漫のこの季節、愛馬と花見に出かけたいところではあるが、さりとて都々逸にも、

 

咲いた桜になぜ馬つなぐ

馬がいななきゃ花が散る

 

とござるように、桜木につなぐのもはばかれる。

やむをえぬ。ここにつないで馬上で盃をかたむけるといたそう

 

〜江戸馬喰町、アッいや下総の国八幡町にて〜

 

栗山令道(中央支部)

posted by | 23:45 | 中央支部 | comments(0) | - |
新作茶碗、焼き上がりました〜窯出し後の貫入音に感動〜

JUGEMテーマ:

 

ソメイヨシノにヤマザクラ、本部道場の桜が見ごろを迎えたのに、朝から花散らしの氷雨がしとしとぴっちゃん降り続き、肌寒いです。
皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?
見えない敵と、終息がいつになるかわからないというストレスもありますが、こんな時ですから数息観を行じたいと思います。

さて、葆光庵丸川春潭名誉総裁老師は、ご巡錫の合間を縫って時々本部道場に立ち寄られ、茶碗を作陶されますが、最近は釉薬のかけ方なども工夫されておられます。まさに日進月歩、傘寿を迎えられても歩みを止めることはございません。

ともに作陶されている千鈞庵佐瀬霞山総裁老師もまた同様で、窯に入れた茶碗がどんな仕上がりになったのか、待ちきれず、この日は初めて窯のフタを開ける瞬間に立ち合えました。

茶碗2020年4月2日

開けてびっくり玉手箱ってな感じで、ワクワクドキドキして待っていると、ようこそ、こんな大変な時期に焼き上がりましたね。
火を止めて半日、まだ余熱で100度以上もあるから、冷気に触れて、キン…キン…って高い貫入音が聞こえます。おー、まるで朝ドラ「スカーレット」の一場面のようで感動しました。

総裁老師いわく「白い茶碗のように
、赤や青、黒も工夫して釉薬をかけたのに、難しいね」と。妥協を許さず、己れに厳しく対峙、反省されておられます。こういう日常に触れることができる幸せを感じています。

焼き上がったばかりの茶碗でいただく抹茶は、さぞかし美味しいでしょうね! 最新作かどうかは、茶碗をひっくり返して、おっとそんなに高く持ち上げないで、下から覗き込むように見たら、🌀の印と日付が刻印されていますので、ご覧あれ。

 

 

 

剣外(中央支部)

 

posted by | 17:27 | 中央支部 | comments(0) | - |
桃李一蹊の春(中央支部 茶道部)

JUGEMテーマ:

 

ご巡錫の合間を縫って、名誉総裁(葆光庵丸川春潭老師)は北寮に泊まられた翌朝、日課のお茶を点てられます。

 

 

 

この日、床の間には如々庵芳賀洞然老師の書「桃李一春」。

菓子は、くるみの入った西洋風の菓子で桜の絵が描かれた絵懐紙が綺麗でした。

茶碗は、亭主葆光庵丸川春潭名誉総裁老師お手製。

赤い茶碗には濃い抹茶の緑が映えます。

花は、一子椿に黒芽柳。

まさしく春を満喫、二服いただき、美味しゅうございました。

 

 

 

  剣外(中央支部)#茶道部

posted by ただいま禅の修行中 | 01:05 | 中央支部 | comments(0) | - |