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人間禅での修行を実社会でどう生かしているのか。変化の激しい日々の暮らしの中で、どのように平穏な心を保つ精進を心掛けているのか。未熟ながら修行中の者が考えてみました。我々が日々学んでいる文献等については、「人間禅」のホームページをご参照ください。https://ningenzen.org
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新型コロナウイルス感染の特徴

新型コロナウイルス感染の特徴ついて

2020年4月23

新型コロナウイルス感染拡大予防に向けて非常事態宣言が出されて2週間、一向に感染拡大が終息に向かう感じはありません。人間禅の中心的な行事である春季本部摂心会並びに諸会議・設立記念式も人間禅発足以来初めて中止になってしまいました。各支部での行事も思うように開催できず、個人的な一日一炷香が活動の中心になっています。当初比較的若い年齢層の死亡率はそれほどでもないということでしたが、ここにきてショッキングなニュースが飛び込んでくるようになりました。軽症と思われていた50代の男性が急激に悪化して自宅で死亡しているのが発見されています。山梨では幼児が重症化して懸命な治療が続けられています。得体のしれない敵に対して戦々恐々としてしまい、自分を見失いがちです。こんな時は先ず敵を知り、それに対する合理的な対処法を取って乗り切るしかありません。信頼のおける情報元からの最近のデータに基づく確かな情報をまとめました。ご参考にしていただき、新型コロナウイルスを恐れ過ぎず、見くびらずに対応していきましょう。

1.感染の特徴

潜伏期間は通常のウイルス感染と同様に2〜7日です。平均4日です。発症した方の97.5%が11.5日までに発症しています。最大で14日経過すれば感染していないと考えられます。

一人の方から何人に感染するかの基本再生産数は1.3〜2.5人で、インフルエンザの1〜2人とほぼ同じです。マスクをせずに接触するような濃厚接触者が感染する確率は中国で1〜5%、アメリカで0.45%と言われています。

感染しているかどうかの検査はコロナウイルスDNAを数百倍に増幅して調べるPCR法があります。ただ、感染している際に陽性に出る確率は70%位と考えたほうが良いようです。30%は罹っていても陰性になります。2回検査して2回とも陰性としても、0.3×0.3=0.09%、つまり10人に一人は感染していないと評価される可能性があります。この数字は悪く見積もった際の計算で、今後より良い精度の検査法が確立されると思います。

2.症状の特徴

初期症状として、咳81%、微熱40%、息切れ31%が多く、その他に筋肉痛、倦怠感、痰、嗅覚低下、味覚低下等が3分の1程度の方に出ています。感染しても無症状の方、風邪程度の方、重症肺炎になる方がいます。80%程度は軽症に留まり、14%程度が重症化しています。

死亡率の平均は0.7〜2%、ただし80歳以上の高齢者では15%程度と高くなります。発症から7日間くらいで症状が増悪することがあり、肺炎を起こすと少なくとも2週間程度回復にかかります。

3.治療法

いわゆる特効薬は今の所ありません。家庭では熱や咽頭痛があれば市販の解熱鎮痛剤(アセトアミノフェンがお勧めです。)で様子を見ます。風邪症状で受診した際に医療機関から処方されるのは対症療法の薬で、咳止め、痰切り、解熱剤等です。

4.予防

接触感染、飛沫感染を予防することが大切です。石鹸で30秒以上一本づつ指間も洗うようにする、アルコール消毒剤で手指の衛生をはかる、やたらに鼻や口を触らないことも大切です。ドアノブ等についたウイルスは2〜3日そこに付着しています。くしゃみなどで飛び散った飛沫(エアロゾル)内のウイルスは3時間程度生存しています。飛沫の飛び散る範囲は2メートル未満、換気することで比較的短時間で飛沫はほぼなくなります。くしゃみで飛び散り床に落ちた鼻汁内のウイルスも2〜3日そこに付着していると考えたほうが良いです。道場においても手が触れる所、静座後の畳や床を拭き掃除することでウイルスの残存を減らせます。

信頼できる方からの情報ですが、感染経路不明として報告されている方の多くは公共交通機関を利用している方とのことです。インフルエンザでも電車内でマスクをせずに咳の飛沫を浴びて感染すると言われていますが、同じことが新型コロナウイルスでも言えます。ただ、今回の新型コロナウイルスの感染は、つり革や支柱に触れた手をきちんと洗わずに目や鼻、口に触れることで感染が起きている可能性が高いようです。外出して不特定多数の方が触れるようなドアノブ、エレベーターのボタン等に触れた際には、しっかり手を洗う前に手を顔に近づけない対応が大切と思われます。

5.有症時の具体的な対応

風邪のような症状がある場合、まずは自宅で待機します。現在、「熱があって体がだるい。」等の症状を訴えて飛び込みで診療所を受診しようとすると、多くの所で受付せずにまずは自宅で待機するように言われる可能性が高いです。自宅で待機する際には家族ともできるだけ接触を避けます。タオル等の共用も避けます。入浴は最後が望ましいです。4日間自宅で様子を見て症状が改善されない場合、かかりつけ医に相談するか、地域外来、検査センター(県、市町村のホームページ等に連絡先が明示されていると思います。)に連絡し指示を仰ぎます。来週(4月27日)には千葉市でも「PCRセンター」が開設され、房総支部の会員の中にも検査の為に派遣されるものがいます。しかし、どこにセンターが開設されるか公表はせずに、事前に電話で確認を取った方や医師からの紹介状を貰った方がドライブスルーでの検査を受けられるようになります(これはあくまで千葉市の方針予定ですので、各地で対応法は異なるかもしれません)。症状が急激に悪化した際、80歳以上の方は早めに医療相談をした方が良いでしょう。特に喫煙者や呼吸器の疾患がある方は症状が急激に悪化することがあります。普段からかかりつけ医に相談して、もしもの時の対応法を確認しておくことをお勧めいたします。 

合掌 仲野嶢山 九拝 (房総支部)

posted by ただいま禅の修行中 | 20:33 | 房総支部 | comments(0) | - |
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