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人間禅での修行を実社会でどう生かしているのか。変化の激しい日々の暮らしの中で、どのように平穏な心を保つ精進を心掛けているのか。未熟ながら修行中の者が考えてみました。我々が日々学んでいる文献等については、「人間禅」のホームページをご参照ください。https://ningenzen.org
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コロナ禍に思う。今一度、原点回帰

コロナでの外出自粛の為、自宅で料理する機会が増えました。

摂心会では典座係で色々工夫して料理しておりますが、自宅ではほとんど料理することはありません。

 

久しぶりにキッチンに立ち料理をしましたが、包丁がまったく切れない! 包丁研ぎから始まりました。

TVを見ておりますと、「包丁」の番組がありました。備中手打ち鍛冶「武田刃物工場」。思わず衝動買いしました。切れ味抜群です。

家庭用だと少し高価ですが、この切れ味ですと料理するのも楽しくなります。

受注生産なので3ヵ月待ちですが、待っても購入するだけの価値はあると思います。

 

 

緊急事態宣言が出され不自由な生活を余儀なくされておりますが、今までの生活習慣を見直す良い機会になったと思います。

TV放送で「緊急特別番組 寺島実郎の日本再生論−ポストコロナへの指針−」を拝見しました。

新型コロナウイルス問題の本質とは?

 

地球の歴史は46億年、微生物・細菌が登場して30億年、現生人類ホモサピエンスが登場したのが20万年前。人類は所詮、地球上では新参者。との事。

そう考えると、人間がウイルスを封じ込もうとすること自体、人間のエゴでは無いかと思います。

「新型コロナが問題を引き起こしたのではなく、人類が抱えていた問題の本質をあぶり出した」と。

 

環境問題、国家間摩擦、肥大化する金融市場、バーチャルリアリティ等。今一度、原点回帰が必要になっていると思います。

コンピュータは、目的に対する最適解を選び出すが涙はでない。涙がでる感覚こそ人間の本質。

人間の持つポテンシャルをいかに発揮できるかを大切にしたいと思います。

 

中央支部 有元龍石拝

posted by ただいま禅の修行中 | 06:00 | 千葉・市川松戸 座禅道場 | comments(1) | - |
コメント
コロナ後に社会はどうパラダイムシフトするのかを知りたくて、「未来への大分岐」集英社新書を読みました。理系の小生にとっては読みにくいところもありましたが、世の中をThink Big !しなければならないと云うことは判りました。こういうマクロの社会動向の考察と人間形成の禅とりわけ東洋的無との関係性について、Think Deep!しなければいけないと思います。読んでみて感想を聞かせて下さい。合掌
2020/05/04 15:29 by 雄浄 丸川
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