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人間禅での修行を実社会でどう生かしているのか。変化の激しい日々の暮らしの中で、どのように平穏な心を保つ精進を心掛けているのか。未熟ながら修行中の者が考えてみました。我々が日々学んでいる文献等については、「人間禅」のホームページをご参照ください。https://ningenzen.org
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慈光(熊本支部)〜私と禅〜

シリーズ「女性と禅」 第5回

人間禅女性部で毎年発刊している「あけぼの」から、禅の修行に関する随筆を抜粋してみました。

禅の修行は実際にやってみないとわからないことが多く、また専門用語も多く出てきますが、どのような思いで修行しているのかをお汲み取りいただければ幸いです。

 

今年古希を迎えました。

気分は40代ですが、娘や息子の髪に白いものを見つけると、ハッとして自分の年齢に気付きます。

 

人間禅にご縁をいただいて40年以上経ってしまいました。

「光陰矢の如し」必死に参禅していた日々が夢のようです。

 

人間禅に入門したお蔭で、俳句、茶道にもご縁を戴いて世界が広がりました。

高齢者になった今、楽しく過ごしています。

そして、禅の修行をしていたことで、子育ても楽しくできたと思います。

 

 

禅子が一人だったころ、子供たちは道友でした。

摂心会にも一緒に来て、典座寮の隅でご飯をいただいたこと、老師の入られた後のお風呂に入れていただいたこと、懇親会のこと…。

思い出がたくさんあります。

今でも子ども達と道場の話題に事欠きません。

 

 

長女は道号をいただきましたが、今、修行は中断中です。

隣町に住んでいるので、家を留守にするとき、植物の世話を頼んだり、パソコンのわからないときなど、教えて貰えるので助かっています。

 

孫は高校生と中学生になり以前ほど来なくなりましたが、たまに会うと嬉しいものです。

 

 

長男一家もクルマで30分ほどの熊本市内に住んでいましたが、去年から家族でアラブ首長国連邦に赴任しています。

海外に行くと聞いた時は、びっくりして、また孫たちと会えなくなる淋しさで、一晩中涙が出ましたが、現地で楽しく過ごしているようで今は安心しています。

毎週末スカイプやチャットでやり取りしています。

便利な世の中になったものです。

長男は以前ヨルダンに単身赴任していました。

ヨルダンで何か悩みがあったとき、数息観をしたら落ち着いたと話してくれました。

 

 

次男は江戸川区に住んでいて、夫婦で片野慈啓さんに有楽流茶道を習っています。

中央支部茶道部のみなさんにもお世話になっています。

 

今年のお正月、次男宅に第2子が生まれたので行った時、2歳の孫と抹茶を飲みました。

孫は初体験だったらしく、その後時々母親に点てて貰っているそうです。

ここも、毎週末、スカイプで会っています。

 

 

子ども連れの修行で、大変だったことは確かですが、大先輩の老禅子が「子どもはすぐに大きくなるから…」「一摂心に一回でもいいから参禅して修行を続けるように…」というお言葉をかけてくださったことを励みにして続けてきて本当に良かった、有難かったと思うこの頃です。

 

 

今、子育て中の禅子のみなさまに、私がかけていただいた大先輩のお言葉を贈ります。

「子どもはすぐに大きくなります。一摂心会に一日でもいいから参加して、一回でもいいから参禅して修行を続けてください。」

 

 

私は夫も修行をしていたので、続けられたこともありますが、自分のできる範囲で工夫して何とかやってきました。

子育ても大変な時がありましたが、禅の修行をしていたので、どんな時も子どもを信じることができたと思います。

振り返れば、子育ては親育て…私も子どもたちに育てられました。

母親の修行に付き合ってくれた子どもたちに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

これからは、身近な子どもや孫、ご縁のある友人や知人などに少しでもお役に立てたらいいなあと思っています。

  合掌 慈光(熊本支部) (あけぼの第25号より抜粋)#女性部

posted by ただいま禅の修行中 | 07:13 | 熊本支部 | comments(0) | - |
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