ブログ内検索
人間禅での修行を実社会でどう生かしているのか。変化の激しい日々の暮らしの中で、どのように平穏な心を保つ精進を心掛けているのか。未熟ながら修行中の者が考えてみました。我々が日々学んでいる文献等については、「人間禅」のホームページをご参照ください。https://ningenzen.org
中央支部陶芸教室 一陶会だより

新型コロナによる中止期間もあって、久々(令和2年8月21日)一陶会に参加しました。

この日、常連のうち、極暑を厭わなかった5名と、近くに住む新人1名が集いました。

遠く千葉市方面から電車の人もいます。

 

 

月一度の開催ですが、皆、心待ちにしています。

土を捻る感触を味わいたい衝動は一種の中毒のようになってきます。

 

土に触れると自然に指の運びに意識が集中します。

作品(私は主に抹茶茶碗)はいくら創ってもどこか満足できません。

1日に数個作り、1−2個選んで残すのですが、私の場合、たいてい最初に作ったものが良いようです。

はじめは無心で作るのですが、だんだんと欲が出てきて作意が働き、どうもすっきりしたものにならないように思います。

釉を掛け、窯焼きして頂いて帰ってくる完成品に逢う時は格別に嬉しいものです。

 

上の写真はこの日の参加者の作品です。

 

中央支部 木村桃雲記 #陶芸

posted by ただいま禅の修行中 | 18:00 | 中央支部 | comments(0) | - |
一陶会と禅林さん


中央支部の同好会に陶芸の「一陶会」がある。

15年前に発足した。

発起人は道友の、櫻井禅林さん。

彼は茶道に興味を持ち、道友の片野慈啓さんに弟子入りした。

慈啓さんは老大師の奥様、珠月様に有楽流の薫陶を受けられた。


有楽流では茶道具に自作の物を使う習わしがあり、老大師にも珠月様にも茶碗、茶杓ほか素晴らしい遺作が沢山ある。

そこで、禅林さんは自作の茶碗作りを発心し、道友の陶芸家、山下祖牛さんにご指導を仰ぐこととし、賛同者を募った。

それに乗ったのが私を含め道友及びその家族、約10名。

祖牛さんの陶芸の号「一歩」から一字貰って「一陶会」が発足した。

以来、月一回の会が続いている。現在、道友以外の参加者も多い。

 

その禅林さんが多くの病と闘われて、3月に亡くなられた。

一つ病気を乗り越える度に、聞いたのは「禅をやっていて本当に良かった。これで救われてきた。」との言葉であった。
私は禅林さんと一緒に人間禅に入会し、とても懇意にして頂いた。本当に淋しい。

 

 

 

彼から頂いた茶碗が写真Aである。

彼は沢山の抹茶茶碗を作られた。

ところで、禅林さんが盛んに誉めてくれた私の茶碗が写真Bである。

つい先日、その茶碗の上から物を落として粉々にしてしまった。

返す返すも残念で仕方ないが、きっと禅林さんのもとへ行ったに違いないと思っている。

 

木村桃雲(中央支部) #陶芸

 

posted by | 07:00 | 中央支部 | comments(0) | - |